馬淵 東一 アーカイブ

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解説文

馬淵東一氏(1909-1988)は、日本における東南アジア民族学の開拓者の一人で、戦後の社会人類学の礎を築きました。1929年の台湾原住民族調査から出発し、東南アジア、オセアニアに視野を広げ、インドネシア、琉球・沖縄などで調査を進めました。台北帝国大学卒業後、日本民族学会附属民族学研究所、東亜経済調査局などを経て、戦後は東海大学、東京都立大学、琉球大学、南山大学で教育研究に従事されました。

現在、馬淵氏の100冊余のフィールドノート、調査シートの複写、抜刷、原稿、写真などが民博に収蔵されています。これらの資料の目録がこのサイトでご覧いただけます。資料は館内でご覧いただけます。また、馬淵氏の蔵書約3,300点も収蔵されており、民博の図書・雑誌目録検索(OPAC)のコレクション一覧から検索できます。

アーカイブを基にした研究業績